【もう辞めます】未経験から映像系のフリーランスになって感じたこと

Hello World.

フリーのビデオグラファーとして、現在は都内で活動しているハルトです。

  • ホテルPV
  • 企業VP
  • 映画
  • アニメーション映像

などを主に制作しています。

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はじめに このページでは、実績掲載可能な映像作品をご紹介しています。 一部ディレクションのみ担当した案件や大きな案件は、ネット上で実績公開出来ないものもありますので、気になる方はお声かけください。 安里コーヒー農[…]

中田 暖人:サムネイル画像

全て自分で撮影〜編集する、いわゆるビデオグラファースタイルがほとんど。

たまに、ディレクションなどで部分的にアサインして頂くこともあったり‥。

歴は1年ほどと‥かなり浅いが、一応実写メインの映像系フリーランスとして活動している。

この記事は「映像が好きでフリーランスを目指している人」に向けて書く。

最後まで読んで参考にしてもえらえると嬉しい。

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「映像で生きていきたい」と走ってきた‥。

1年ほど前に「AUXOUT」さんの映像を見てから、映像に興味をもち、未経験の状態でひたすら走ってきた。

しかし、最近は「もう辞めようかな」と思い始めている。

理由としては「作りたいものが作れないから」だ。

あくまでも仕事

当然ながら、仕事になると「自由度」は極端に下がっていく。

  • コスト
  • 時間
  • 人間関係
  • 求めるクオリティ
  • 求められるクオリティ

大きな仕事になればなるほど、関わる人間も多くなり、それだけ制限は増える。

都内へ来て、数百万クラスの大きな仕事に関わるようになり、この「自由度」のなさに直面した。

正直に言って面白くない‥。

「これが、やりたかったことなのか?」

今は本気でそう感じてる。

だからこそ、僕は方向転換しようと決めた。

よくも悪くも、僕自身が成長し表現したいものが増えているのだ。

「趣味」として

現在抱えている仕事が終わったら、本業として‥というか、フリーランスとしての稼働はガッツリと落とすことにする。

初心に帰って、映像制作を「趣味」に戻したい。

月の半分は自由に動けるのが理想だ。

具体的には、月に1〜2件の案件をこなし、それ以外の時間は、全て自分の「やりたいこと」にフォーカスする。

今考えると「AUXOUT」さんは、最初から「趣味」で映像をしていると言っていた‥。

なぜ、そう話していたのかが、やっと分かって来たように感じる。

ビジネスから離れるからこそ、映像制作は楽しいのだ。

自由に作ると、作った自分が可愛いと思える映像も作れる。

ビジネスから離れるからこそ、映像制作は楽しいのだ。

「ビジネス」から離れた映像制作

中田 暖人

時間やコストを考えると、どうやっても「表現」としては弱くなってしまう。

ビジネスとして映像制作を行う以上、ここからは離れることができない。

それなら「趣味」で作品作りをしていく方が有意義だと僕は感じる。

ここからは例を踏まえて、僕が感じたビジネスで行う映像制作の問題を紹介しよう。

テンプレート

ビジネスの映像制作が面白くない理由として「テンプレート」で作成するといったものがある。

例えば、イベントやウェビナーのフタ絵(OP映像)などは、テンプレートで作られたものだったりする。

アニメーション映像やモーショングラフィックスも同じだ。

一つのアニメーション会社の作例を見ると、色が違うだけでデザインは使い回しの事が多い。

下記のような、AE(アフターエフェクト)などのテンプレが販売されているサイトも存在する。

MotionElements
Royalty Free Stock Footage - Artgrid.io Reinventing stock footage

Discover a world of story-driven footage that will inspire y…

これは、映像制作に限ったことではなく、Web制作なども同じように効率化のためにテンプレートを使用する。

テンプレートが悪いということを言いたのではなく‥。

「僕はテンプレートを使用した映像表現はしたくない」

と勝手に思ってるだけの話だ。

僕は可能な限り、常に新しいもの取り入れていきたい。

「良い」とは思えない修正

次にビジネスの映像制作をつまらなくする理由は、価値観の違う「修正」だ。

「この製品名の、ここは大文字で‥」

などの修正は、十分理解できる。

ただ、中には「良い」とは思えない修正も多いのが現状。

先日言われたのが。

「ここに、なんかかっこいいトランジション入れて‥」

指示が曖昧すぎるし、トランジションは意図なく入れてしまうと、素人臭さが溢れてしまう。

こういった、映像に明るくないクライアントの場合、修正を受け入れることによって、作品のクオリティが下がる。

映像制作は、クライアントへの商品であると同時に、僕の作品でもあるので、できれば避けていきたいのが本音。

予算が足りずクオリティが下がる

技術や経験ではなく、単純にお金が足りなくて下がるクオリティほど悲しいことはない。

僕にとっても、クライアントにとってもだ。

この部分に関して、1つタイムリーな話がある。

「15万円でスタジオを使って企業VPを作って欲しい」

このような問い合わせが、先日というか‥この記事を書いている今日きた。

正直に言って、スタジオを借りるだけでも20万円は必要だ。

僕がそう話すと。

「スタジオ撮影を諦める‥だけどVPは作りたい。15万円で!」

と言われる。

実現するために、僕のリソースでの最小構成を考えると、このような形になる。

  • 自社を撮影場所にする
  • カメラ一台
  • 三脚一台
  • MAでのナレ撮りなし
  • 自社スタッフをモデルとして採用
  • 簡易照明

予算のある現場‥つまり上を見てしまってる以上、どうやってもクライアントが求めるクオリティを提供することは出来ない。

どちらにとっても、メリットのあるお話ではないのだ。

こういったことは、本当によくある。

とにかく、ビジネスとして映像制作を行うには、どうしてもお金が関わってきてしまう。

それなら辞めるしかない

中田 暖人

ここで、冒頭と同じことを改めて言いたい。

映像制作は「趣味」でもできる。

趣味なら1年かけて、1つの超作を作っても誰からも何も言われない。

この映像は、僕が尊敬する「Sam kolder」さんが2年かけて、亡くなった兄「Tim Kolder」へ向けて作った映像だ。

予算やクライアントを気にしたら、絶対に作れない作品だと感じる。

常に次へ

僕は、常に変化‥挑戦していたいと本気で考えている。

最近では、編集ソフトを「DaVinci Resolve」へ完全移行したり、VFXや3DCGの導入も始め出した。

ビジネスでは求められていない技術だし、自己満かもしれないが、僕は僕が思う、その時の最高を常に出していたい。

「とりあえず、これでいいや‥」

なんて妥協はしたくない。

だからこそ、僕は映像制作を仕事として行うことをやめる。

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